以前も書きましたが、デジタルカメラに使うイメージセンサーの画素ピッチが4ミクロンを下回ると、レンズが解像しなくなります。(あまり断定的に書いてはいけないよなぁ・・・。確かそうだったかと)
※但し諸説あります。また、Foveon以外のベイヤー配列のカラーフィルターを持つセンサー等では、補間(Inter Polation)が必要になるので、その方法によっても変わってきます。ここでは一般的なBi-Linear Inter Polationを想定しています。
例えば、4Kテレビの画素数は800万画素程度ですので、カメラ側もそんなに画素数を増やしてもねぇ・・・、って感じがします。
そこでNikon1 V1/J1ですが、画素数は1,010万画素。
充分ですよね(笑)
ま、プリントする場合の拡大率なんかも考慮する人には、不十分なのかも知れませんが。
ちなみに、V1/J1の画素ピッチは3.4ミクロンです。
これでも、ギリギリという感じがしますが。
この辺りの話は、最小錯乱円の説明も必要になってくるので、そのうちちゃんと考察してみたいと思います。
あそうだ、LPFのことなんかもいずれ。
銀塩カメラ用に設計されたレンズが、デジカメで使えない理由も分かってきます。
写真は、NIkon1 V1 / 1 NIKKOR 10-30mm / F3.5-5.6 VRで撮ったものです。