Googleマップに掲載されている「大弛の下の広場」です。
実質的にここが川上牧丘林道のスタートになります。
・・・この辺りは長閑でいい感じです。
この分岐を左に行きます。
入ってしばらくは舗装路なのですが、大きな穴が至る所に開いています。
ここに落ちるとダメージ大きいので注意して進みます。
途中にこんな白樺の林があります。
・・・この辺りもまだいい感じです。
しかし、道がダートに変わってから酷く荒れて来ます。
特に九十九折りになっている部分は大きな石がゴロゴロしているのと、勾配も急なので走るのが大変です。
ここに来て分かったことがひとつあります。
先人たちのレポート(写真)を見ていると、路面の荒れ具合は大したこと無いと思っていたのですが、それは間違いで、路面が荒れている場所ではバイクも停められないので写真が無いだけなんですね。
※動画では路面のクローズアップも無いので・・・。
上の写真も比較的フラットなところにバイクを停められたので写真を撮ることができましたが、ここはかなり路面コンディションのいい場所です。
それでも勾配がきついので、1速に入れて停めています。
この川上牧丘林道にリピーターがいるのは、こんな素敵な景色があるからなのでしょうか?
この後もこの道はどんどん標高を上げて行きます。
大弛峠に近い場所の路面がとにかく酷かった・・・、人が歩く登山道だってこんなに酷いところはないだろうと言う様な荒れ具合。
コケはしませんでしたが、2度エンストさせてしまいました。
このバイク(CRF250 RALLY)はサスのストロークがあるので、ある程度スピードを出して乗り切ってもいいのですが、この辺りの石は尖っているし、鋭利なエッジもあるのでパンクを心配してあまりスピードが出せません。
パンク対応ができればいいのですが、いやできてもその間に熊が出て来たらと思うとやっぱりスピード落として走ってしまいます。(ちなみにスマホの電波なんて余裕で入りません)
しかしここ、オンロードバイクで走る方もいる様で、すごいとしか言いようが有りません。
ハンターカブの方ともすれ違いましたし・・・スゴイ。
ここを走り切ることができたら、殆どの林道は走破できるんじゃないかと思います。
そんなこんなで地獄の様な30分を上り切り、大弛峠に到着したわけですが、実は大弛峠の写真は一枚も有りません。
峠付近にハイカーの車がぎっしり停まっていて、バイクを置く隙間すら有りませんでした。
・・・少し休みたかったのだけれど。
車が通らない隙に、道路脇にバイクを停めて冷や汗でぐっしょりになったウルトラライトダウンを脱ぎました。
この後、大弛峠から勝沼の方に下って行きます。
帰宅してから筋肉痛になりました。
走っている間、ずっと体が緊張していたせいですね。
レポートはもう少し続きます。