きっかけは上の写真。
ここは、このブログでも度々紹介している「矢川おんだし」。
上からの流れは立川崖線から流れ出た湧水。左からの流れは多摩川から引き込んだ府中用水。
このところの雨で、府中用水の水は濁っています。
ところが、湧水は綺麗なまま。
それでね、
ここ(谷保天神)の周りで、いろいろ発見してしまったんです。
今まで、この辺りの湧水は谷保天神裏の常盤の清水だけだと思っていたのですが、この周囲に常盤の清水から流れ出たと仮定すると不自然な綺麗な流れがいくつかあったんです。
(久し振りの自転車徘徊で発見)
その流れを辿っていくとこんな案内板が。
この辺りには、昔からいくつも湧水があったようです。
ま、その方が自然なのだけれど。
この案内に書かれているのはこんなこと。
「その昔、天神坂下に立場茶屋がありました。このあたりは、谷保随一の湧水地で、夏ともなるとそばやそうめ んを清水にさらして、炎天下の甲州街道を旅する人びとをもてなしたといいます。」
でも、この辺りの水路は暗渠になっている部分が多くて、正確にはどこから湧き出ているのか分からないんです。
ここもそのひとつ。
画面奥が立川崖線への上り坂。
この写真下の部分から清流が流れ出ているのだけれど・・・。
さすがに、ここを潜って行って水源を探る勇気は無いので、取り敢えず今日はここまで。
機会があれば、違う水源も辿っていこうと思います。