東京写真部

(旧 上海写真部)

中国新幹線 乗ったら座席が無かった、と言うよく有る話

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さて、昨日は新幹線(高鉄)で上海の南、寧波まで出張。

朝、虹橋駅で新幹線を待っていたのだけれど、10分程遅れて改札。

いやな予感はしたのだけれど・・・。

 

自分のチケットは4号車13列B席。

3人掛けの真ん中ですね。

で、行ってみると・・・

見事にB席が無い。

A席は窓側、隣がC席で通路側・・・へ?

 

A席は窓側、隣がC席で通路側って、B席無いじゃん。

さすが中国、要所要所はちゃんと押さえていて飽きさせませんね。

 

どうやら車両に問題があったらしくて(絶対人為的ミス)、車両をファーストクラス仕様に連結し直したらしい。

この車両だと横(3+2)5席ではなくて、2+2=4席になるのでB席が無かったという・・・いかにも中国。

後のことは現場に任せようと、ちゃんと無責任の法則を守っていてくださる。

 

で、こっちは車掌に当然クレーム。(2時間も立っていられない)

クレームは当然英語で(中国語では普通にスルーされる)。

早口の英語でまくし立てる事が重要。どうせ通じていないので内容が間違っていようが、途中で日本語が混ざろうが問題無し。

とにかく外国人をアピールして、責任を追及する。

中国で一番嫌われる言葉は「責任」なので、とにかく皆責任を逃れようとするから、便宜を図ってくれる。

いわゆるごね得。

中国で生きて行くために学んだ術です。

で、紆余曲折ありましたが、最終的に案内されたのが食堂車・・・orz

この時、一緒にごねていたパキスタン人のおじさんと一緒に食堂車。

このおじさん、完璧に中国語理解できない話せない。

チャレンジャーだなぁ・・・。

 

結局、この硬くて直角な食堂車の座席で2時間過ごしました、とさ。

 

日本の皆さん、僕らはこんなところで一生懸命に生きています。

 

 

ところで、写真は上海フランス租界(の、どこか)。