東京写真部

(旧 上海写真部)

わたらせ渓谷鉄道に沿って(7) 上神梅駅と旅の終わり

今回のわたらせ渓谷鉄道ツーリングで一番フォトジェニックだった駅が、この上神梅駅でした。

無人駅で、しかもシンプルな作りと、駅名標と屋根の苔の色合いが絶妙でした。

 

この時、この周りに誰もいなかったことも好印象になっています。

※好き勝手に写真撮れるので・・・。

 

駅舎の中は、こんなにシンプル。この左手が改札になりますが、この無人駅に改札必要なのでしょうか?

それとも、かつては有人駅だったのでしょうか?

 

ホームや線路も長閑でした。

千葉の小湊鉄道を彷彿とさせます。

 

hiro2003t.hatenablog.com

 

今回の旅はここが最後の訪問地となりました。

この後、実は東京の自宅に戻らず、カミさんの実家(栃木県足利市)に寄って一泊して帰りました。

※カミさんもGWで帰省中だったので。

 

わたらせ渓谷鉄道沿線には、他にも見どころが有りそうなので、カミさんが帰省するタイミングでまた行ってみたいと思います。

 

わたらせ渓谷鉄道に沿って(6) 神戸駅と水沼駅、そして廃校(旧花輪小学校記念館)

間藤駅から桐生方面に南下してきたツーリングですが、次は神戸駅を訪れました。

ここには列車のレストラン「清流」があります。

 

このレストランは、東武日光線を走っていた特急「けごん」の車両を使っています。
今回はここで食事をしていないので、詳細は以下のサイトをご覧ください。

※ちょっとそそられるメニューもあります(笑)

 

https://www.watetsu.com/sightseeing/seiryu.php

 

ここは水沼駅。

駅構内に温泉があるのですが、去年の夏から休業中との事でした。

復活するのでしょうか?? (ちょっと微妙)

 

実は、神戸駅から水沼駅に行く間に、旧花輪小学校記念館に寄っています。

旧花輪小学校は1873年(明治6年)に開校した歴史のある小学校ですが、2001年に閉校しています。

村の偉人たちの資料がたくさん展示されているのですが、何よりもこの木造校舎がフォトジェニックです。

 

ここ、時間を忘れてかなりの枚数写真を撮ってきました。

 

わたらせ渓谷鉄道をツーリングされる際は、ぜひルートに入れてみてください。

入場料は200円でした。

 

次は、このわたらせ渓谷鉄道ツーリング、最後のエントリーになる予定です。

 

わたらせ渓谷鉄道に沿って(5) 足尾駅と沢入駅

間藤駅の次に訪れたのは、足尾駅。

と言っても足尾銅山観光の最寄駅ではありません。(なんでなんだ??)

ここには保存車両のいくつかを見ることができます。

 

雲が少し多いのだけれど、いい天気になりました。(5/2 AM)

湿度も低くて気持ちいいです。

 

この車両はキハ35 70とキハ30 35です。(連結されています)

この他にも保存車両がいくつか。

この駅、かなり鉄分強めです。

 

次は沢入駅。

難読駅名と言ってもいいのではないでしょうか?

沢入と書いて「そうり」と読みます。

何にも無い駅なのだけれど、何にも無い事がこの駅の身上だと思います。

※駅舎左側の看板の主張強過ぎ。いい雰囲気が台無しだと思うのだけれど・・・。

 

と撮影をしていたら、列車がやってきました。

やってきたのは「WKT-502わたらせ」の様です。

※ロングシートでちょっと不評の車両。

 

この辺りは、時間に余裕を持って行きたいですね。

できればわたらせ渓谷鉄道に乗って。

こんな駅の待合室で、スキットルに入れたバーボンでもちびちび飲りながら列車が通り過ぎるのを目で追っていく・・・ってのがいいかなあ・・・。

でもなあ、列車が来るとつい写真の構図とか考えちゃうんだよなあ・・・。

 

わたらせ渓谷鉄道に沿って(4) 現在の終点 間藤駅

わたらせ渓谷鉄道、現在の終点はこの間藤駅です。

停まっているのは「わ89型わたらせII 313号」の様です。

国鉄時代は1.9km先の足尾本山駅まで貨物路線があったと記されています。

前回の記事で紹介した古河機械金属までの路線です。

 

その路線は既に廃線になっているので、ここ間藤駅には車止めが設置されています。

廃線になる前の、26.7‰の勾配標識がそのまま残っていました。

 

間藤駅にはちょっとした展望台が設置されていて、こうして上から車両を眺めることができます。

 

因みに、この駅には(数台しか停められませんが)観光用の駐車場がありました。

 

次は見どころの多い駅をいくつか紹介して行きます。

 

わたらせ渓谷鉄道に沿って(3) わたらせ渓谷鉄道廃線跡を巡る

わたらせ渓谷鉄道、現在の終点は間藤駅ですが、かつては古川機械金属足尾事業所まで伸びていました。

今でも所々線路が残っていますので、辿ってきました。

最初はここ、県道250号線と交差する辺り。

ここには踏切も残っています。

 

更にその先を進むと、古川機械金属足尾事業所に辿り着きます。

写真右側の大きな建物が古川機械金属足尾事業所です。

写真左側に少しだけ写っているのがわたらせ渓谷鉄道の廃線跡です。

 

もう使われることのない線路。

かつての繁栄を物語っています。

 

その時代に遡って、この辺りを徘徊してみたいと思いました。

無理ですけど・・・。

 

次は、現在のわたらせ渓谷鉄道の終点、間藤駅に向かいます。