近頃、上海で憂鬱に思うこと。
ひとつは、終わりのない梅雨。
もう一つは淀んだ空気。
梅雨の最中なので、「霧」だと言えばそうなのかもしれないけれど。
中学校の理科実験室、棚の奥にしまってあった、何年も前から保管されていた酢酸の鼻を突くツンとした臭い。
なんとなくそんな「臭い」を感じる日が少なくない。
気象台の発表では、確かにPM2.5の値は低く抑えられているように見えるけれど・・・。
本当はどうなのだろう?
もし、本当にそうであったとしても、僕の中で上海の憂鬱はしばらく収まりそうにない。