数ヶ月前、長野ツーリングをプランニングしている時、Googleマップで偶然見つけた小さな、けれどとても貴重な美術館です。
展示内容はタイトルの通りです。
内部は撮影禁止ですが、終戦後に完成させようとしていた未完の作品も展示されています。
自画像も何点かありましたが、どの自画像も悲しい目をしている様に見えます。
ここは第一展示館になります。
ここから少し坂を下ったところに第二展示館があります。
この第二展示館には画学生のデッサンを集め、天井に敷き詰めたドームがあります。
「傷ついた画布のドーム」と呼ばれています。
第二展示館の前庭に、絵筆の椅子(ベンチ)というモニュメントがあります。
絵筆がベンチの背もたれに埋め込まれているのですが、その右肩にはこんなデザインが・・・。
これは、2005年6月18日に無言館の慰霊碑にペンキがかけられた事件を復元したものです。
無言館の存在に対していろいろな意見、見方があることを忘れないために復元したと記されています。
平日にも関わらず、思ったよりたくさんの方が来館されていました。
このままずっとたくさんの人の目に留まります様に。
・・・なんで戦争って無くならないのだろう?