久しぶりにNikon1 / J1を持ち出してみました。
久しぶりに・・・と言うのは、このカメラには致命傷とも言える欠点があって、それがやたらと目につくので、随分長い間使っていなかったからです。
その致命傷とは、広角端の歪曲。(もともとはレンズの問題)
しかも、カメラが歪曲補正をしてくれません。(ここが、カメラの問題)
→ま、言ってみればシステムとして見たときにダメなんです。
ちょっと、ダラダラと書きます。
もともとNikon 1 / J1に付いていたレンズは1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6というズームレンズでした。
このレンズが曲者で、広角端でかなり大きな樽収差が出ます。
しかも、この初代Nikon 1であるV1 / J1は、カメラ本体で歪曲補正をしてくれません。
付属のソフトにも、歪曲補正が付いていません。
・・・いったいどうしろと(笑)
それでも、小ささというのは「正義」でして、しばらくはこのJ1を使っていました。
実はその後、どうしてもファインダーをのぞいて撮りたいという衝動に駆られて、V1も買い足しています。
そのV1に付いてきたのが、今回使った1 NIKKOR 10mm f/2.8という単焦点レンズです。
このV1は、シンガポール旅行にも持って行きました。
このブログの下段にあるカテゴリーからシンガポールを選ぶとV1で撮った写真が見られます。
ま、スクエアな被写体さえ選ばなければ、何とかなる・・・と、言うよりもかなり高品質な写真が撮れます。
(この写真だって、ホワイトバランスはちょっと転んでいますが、黒が潰れずに粘っていていい感じです。)
でもね、やはりOLYMPUS E-1に松レンズを付けた写真なんかと比べてしまうと、まっすぐがまっすぐじゃないというのはね・・・orz
で、しばらく使っていなかったんです。
久しぶりに使って見て、ちょっといいかなと思い始めています(笑)
でも、このレンズが単焦点だから、歪曲も少なくていいのだろうけれど。
しばらく、試し撮りを続けて見ます。
無駄話にお付き合いいただき、ありがとうございました。