京セラが展開したCONTAXブランドのカメラは、レンズにCarl ZeissのT*コーティングを施すことで、差別化を図って来ました。
このカメラはCONTAX T2と言うコンパクトカメラです。
T*コーティングの魔法は、このカメラで撮ると自分の写真の腕が上がったように見えることでした。
このコーティングの分光透過特性が、いわゆる記憶色を再現する特性になっていたので、写真の腕が上がったように見えたのです。
※このカメラで最初に撮ったのはネガフィルムでしたが、本当にこの色彩に驚いたことを覚えています。
Carl Zwissブランドを付けたカメラは、今も沢山ありますが、基本は変わっていないように思います。
・・・続きはまた今度。