少しだけ、銀塩カメラの話題を。
もう手放してしまったのだけれど、香港から2004年に帰国して最初に買ったカメラがCanon New F-1でした。
勿論中古でしたが、手に取った瞬間の重みは今でも印象に残っています。
「信頼」と言う言葉がとても似合うカメラでした。
何の不安もなく、普通に写真が撮れることの大切さを教えてもらったカメラです。
真冬の北欧出張にも持って行きましたが、何の問題もありませんでした。
但し、アキレス腱はフォーカルプレーンシャッターですね。
ここが切れると既に修理ができない時期になっていましたから・・・。
プロ用カメラとして独占状態だったNikon Fの牙城を切り崩したCanon F-1のDNAはこのカメラにも生きていました。