東京写真部

(旧 上海写真部)

上海で公衆浴場(銭湯)に行ってみた

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先日、どうしても大きな湯船に浸かりたくなって、近所にある公衆浴場に行ってみました。

ま、極楽湯のような健康ランドに行ってもいいのですが、遠いのとかなり並ぶと聞いたので、つい近所にある公衆浴場に行ってしまいました。

場所は建国西路近辺です。

写真は入口ですが、「浴」マークが目印です。

自転車置き場もあります。

 

入ると、まず受付け(番台? ちょっと違う・・・)があります。そこで「いくら?」と聞くと、早口の中国語でまくし立てられます。

どうやら、靴を脱いでここに置けと言っているようです。

素直に靴を脱いで、受付のテーブルに置きます。

すると大きなピンセットのようなもので、靴を摘んで下駄箱へ。

代わりに手首に巻く電磁ロックキーを渡されます。

それを持って脱衣所へ。この電磁ロックキーは、ここのロッカーの鍵です。

脱衣所は勿論男女別。男性用はロッカーが並んでいて、そこに衣服・貴重品を入れます。

思ったよりちゃんとしていますが、日本銭湯の脱衣所ほど広くはありません。

さて、浴場に入るとそこに有るのは湯船がふたつ(一つはお湯、もう一つはサウナ用の水風呂)、シャワーブース、サウナ、垢すり用のマットでした。

湯船は寝湯で二人分のスペースしかありません。

・・・浸かってみましたが、これはダメです。異臭を放っていて、お湯も心なしか粘度があって、雑菌の温床です。循環もしていません。

すぐに出ました。入ってはいけません。特に、身体のどこかに傷口のある人は自殺行為です。

次にサウナへ。広さは四畳半ほど。ここは普通にサウナでした。入っても大丈夫です。

その後は水風呂に入らずに、シャワーで流して終わり。

浴場真ん中のマットでは、垢すりをしている人も居ました。

 

正味15分ほどで出て来ました。

帰りに受付で靴と交換にお代を払います。

この時は15元(約300円)でしたが、どうもボラれているような気もします。

牛乳やリポビタンも置いていません。

 

また行くか? と言われると、正直ここにはもう行きません。

別の場所ならば、場合によっては行くかも知れません。

やはり、並んだとしても極楽湯をオススメします。

しかし、行ってみないと分かりませんから、いい経験だったと思います。